お久しぶりです

気がつけば、もう5月ですね。本当に1年って早いものです。
このブログも昨年の発送が終わってからほったらかし・・・
梅のこの時期だけのブログになってしまっていますが、
今年の畑の様子も少しづつお伝えさせていただきます。
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4月27日、5月を目前にして、畑中、緑濃く、梅の木も雑草も青々として活き活きしてるみたいです。
今年は、雨も順調にあり、生育はきわめて順調です。

除草剤をやめて、数年。以前にはあまり見かけなかった花や虫を目にすることも増えました。
ちなみにこの花、畑の片隅にひそかに人知れず繁殖しています。
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花といってもちょっと気味の悪い花で、『ウラシマソウ』というそうです。
花から糸状に伸びた部分を、浦島太郎の釣糸に見立てたものとか。

また、最近特によく見かけるようになった虫が、これです。
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写真ではわかりにくいかもしれませんが、青く輝いたような色の体をしてます。
子どもに大人気の『オオセンチコガネ』と言います。
綺麗なムシですが、オオセンチの名の意味するところ、つまり
動物やムシのふんに集まり、ふんのかたまりを引きずる習性を持つそうな・・・
微妙なムシです。

台風後

心配していた台風4号の接近でしたが、進路が当地域の南側にそれたこともあり、
大きな被害を受けることもなく、一安心といったところです。

ただいま、農園では、木熟南高梅の収穫発送や完熟して落下した梅を拾い集め、
梅干しに漬け込む作業にと1年で一番忙しい時期を迎えています。
この時期、梅の収穫が終わるまでは、台風が来ようと大雨が降ろうと
必ず、毎日畑に出て落ちている梅を拾い集めなくてはなりません。
完熟して落ちた梅は時間が経つと過熟になって傷んでしまうからです。
お客様にお届けする木熟南高梅はこうして実の落ち始めた木の枝から、
選んでお届けしています。なかなかすべての梅の実が同じ熟度で、
というのは、難しいのですが、できるだけ完熟に近い形の梅の実を
お届けしたいと思っています。

梅 4回目の農薬散布

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梅の実もずいぶんふっくらしてきました。今年は着果の少ないせいもあってか、実の肥大は順調なようです。
5月19日、最終の梅の農薬散布を行いました。

 薬剤名 スコア顆粒水和剤 希釈倍数3000倍 対象病害 黒星病、すす病

農薬には、薬剤ごとに収穫何日前まで使用できるかという収穫前日数というのが、規定されています。
梅の薬剤でも長いものでは、収穫60日前や45日前、短いものなら前日まで使用できるものもあります。
当然、長いものの方がよく効くかわりに残留性が高いと考えられます。

上のスコア剤の収穫前日数は7日、できるだけ人と自然にやさしい物をということでこの薬剤を選択しておりますが、青採りの収穫まで3週間、木熟までは1か月以上の間、昨年の様に5月末から6月いっぱい大雨曇天続きの場合、この薬剤の力では病菌を抑えきれず大きな被害をだしてしまします。(昨年は減農薬だからという訳だけでなく産地全体ですす病の大発生が大問題となりました。)

今年も昨年同様の天候が予想される場合、大切に育てた梅が、為すすべなく病菌にやられるのを見ているのは農家にとって耐えがたい事でありますので、対策として、食酢(米酢)の希釈液(500倍程度)の散布を考えています。実際どの程度の効果があるか分かりませんが、酢の力は私も実感していますし何より食品ですから安心ですので、ご注文頂いたお客様にはご理解いただきたくお願いいたします。


梅 3回目の病害虫防除

4月28日 梅の3回目の薬剤散布を行いました。
 
  ストロビードライフロアブル 2000倍  黒星病、すす病
  マイコシールド        1500倍  カイヨウ病
 
カイヨウ病は、気温が上がってくると、感染の心配がなくなるので、
カイヨウ病のための農薬は今回で終わりです。

黒星、すす病も5月中旬頃に4回目最後の防除を行う予定です。


  

梅が少ない

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南高梅も葉を開き、新葉の美しい時期になりました。が、あれ?この枝には実がひとつもついていません。

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普通なら、こんな風に鈴なりになっていてこの時期、葉よりも実の方が目立つはずなんですが、
今年は実のついてない枝がずいぶんとあります。
近所の農家に会っても、「梅なっとるか~」「全然ないわ~」がお決まりの挨拶で、例年の半分くらいしかなってなさそうな感じです。

梅の着果は、開花期間中の天候に大きく左右されます。今年梅の花は、過去例のないくらい開花が遅れ、
パッと開いて、パッと散って行きました。開花期間も例年の半分くらいだったと思いますし、その短い開花期間中も雨と低温で、ミツバチが活動できず、交配がうまくいかなかったんでしょうね。

みかん園

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今年、新植したみかん園です。古くなった梅園を少しずつみかん園に変えています。

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みかんの葉も鹿に食べられてしまうので、ネットで園のぐるりを囲い、風にゆすられないように支柱を立てて結束し、最後に雨の後、黒マルチを張って土の乾燥と雑草を抑えます。苗木の生育の様子もお伝えしていければと思います。

梅 2回目防除 4月10日

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上の写真は、スプリングクーラーと言って、コックをひねるだけで360度消毒液を飛ばしてくれる一番楽な消毒方法です。ただ、手散布やスピードスプレーヤー(乗用消毒マシン)にくらべ、大量に薬剤を使うのが難点です。
福田農園ではスピードスプレーヤーの入れない急傾斜地のみスプリングクーラーを使用しています。
さて、今日の薬剤は

  ・イオウフロアブル 500倍 黒星病に
     有機JAS栽培でも使用できる硫黄を成分とした殺菌剤です。
  ・ マイコシールド 1500倍 カイヨウ病に
     いわゆる抗生物質です。山の上の風当たりの強い福田農園では最も注意を要するのが
     このカイヨウ病です。下旬にもう一回使用します。
  ・モスピラン水溶 4000倍 アブラムシ
     アブラムシもやわらかい新葉が好きなようでこの時期に被害が出ます。アブラムシにやられると
     葉がチリチリになって芽が伸びなくなり、生育が著しく劣ります。この時期、年に1回だけ
     殺虫剤を使用しています。

 以上の3種混用で使用しました。